※アイキャッチ画像はイメージなので実物とは異なります
まえがき
私は宇宙刑事ギャバンからスピルバンまではリアルタイムで見ていた世代だ。
ギャバン、シャリバン、シャイダー、ジャスピオン、スピルバン。
特にシャイダーは14歳の頃に夢中になって見ていた。アニーこと森永奈緒美さんのアクションも好きだったし、ブルホークや青いジムニーにも憧れた。

しかし1986年頃から思春期に入り、特撮は徐々に卒業していった。
1993年、ジャンパーソン放送当時の私は社会人1年目。仕事を覚えるだけで精一杯で、特撮を見る余裕はなかった。さらにスーパーファミコンのゲームにハマっていて、東映特撮は忘れていた時期だ。
そして2026年。
Amazonプライム・マイヒーローで『特捜ロボ ジャンパーソン』第1話『謎の新英雄!』を初めて視聴した。当初はスカパーに再加入しようかと思ったが、機材や工事、料金などを考えると非効率かと思いAmazonのマイヒーローに課金490円することにした。

オープニングから感じる本気度
まず驚いたのは主題歌だ。
作詞は山川啓介氏。これは宇宙刑事シリーズから続いている。作曲は浜圭介氏。編曲は若草恵氏。
しかもオープニングとエンディングで共通スタッフである。
第1話を見る前は気付かなかったが、改めて見ると当時の東映特撮スタッフの意気込みを感じる豪華な布陣だと思う。
ジャンパーソンは変身しない
今回一番驚いたのはここだった。
ジャンパーソンには人間体が存在しない。
最初からロボットなのだ。
しかし不思議なことに、変身ヒーロー以上にワクワクした。
ジャンパーを脱ぎ捨て、フェイスガードを装着し、バトルモードへ移行する。
これが実に格好いい。
蒸着や赤射のような変身シーンではない。
だが子供の頃に感じた「来るぞ!」という高揚感は確かに存在した。
宇宙刑事とは全く違うアクション
宇宙刑事シリーズは人間が強化スーツを着て戦う。
だから動きも人間的だ。
ところがジャンパーソンは違う。
主人公そのものがロボットである。
ワイヤーアクション。
地面に潜る演出。
重厚な動き。
どこかロボコップの影響も感じた。

また宇宙刑事シリーズで見られた「アップ用スーツ」と「アクション用スーツ」の質感差もあまり感じない。
ロボットとしての一体感があり、非常に新鮮だった。
ギミックがとにかく楽しい
ジャンデジック。
残弾数がデジタル表示される。
今見ると当たり前かもしれないが、1993年当時としてはかなり未来的だったはずだ。
バックレットコントローラ。
壁の向こうの敵を索敵し見つける
これも格好いい。
JPカード。
敵に向かって飛んでいく演出を見て、私は思わず『快傑ズバット』を思い出した。

こういう細かいギミックの積み重ねが実に楽しい。
ダークジェイカーがかっこいい
そして個人的に一番心を奪われたのがダークジェイカーだ。
アメ車ベースの重厚なフォルム。
コルベットC3説やC4説があるらしいが、そんなことを調べるのもまた楽しい。

子供の頃、シャイダーのブルホークや青いジムニーに憧れた私にとって、ダークジェイカーは直球だった。
ジャンパーソン本体以上に気になる存在かもしれない。
少し詰め込み過ぎ。でも後味は良い
正直に言えば、第1話はかなり詰め込んでいる。
ジャンパーソン登場。
敵組織登場。
ワクチン争奪戦。
各種武装の披露。
ダークジェイカー登場。
スカイジェイカー登場。
今なら2〜3話に分けそうな内容だ。
しかし最後に女の子へワクチンが届けられ、元気になる描写までしっかり描いている。
敵を倒して終わりではない。
人を救って終わる。
そこが子供番組らしくて良かった。
ワクチン輸送というタイムリミットのあるミッションも緊張感があり、最後まで飽きずに見ることができた。
まとめ
私は長い間、ジャンパーソンを見てこなかった。
特撮を卒業したと思っていた。
しかし56歳になって第1話を見たら、妙にワクワクした。
それは懐かしさだけではない。
変身しないロボットヒーロー。
AI時代に見ても興味深い設定。
魅力的なメカとギミック。
そして人を救うというシンプルな物語。
33年遅れで出会ったジャンパーソンだが、これは最後まで見てみたいと思わせる第1話だった。
そして何より驚いたのは、変身しないジャンパーソンが、変身ヒーロー以上に私の心をくすぐったことである。
「ジャンパーソンの詳しいデータや放送リストはWikipediaが参考になります」


コメント