鳴ったら取る時代は終わった|配達で学んだ複雑系の世界

配達ノウハウ

世の中は線形ではない|サポートメールから学んだ「複雑系」という考え方

今朝のサポートメールは、なかなか考えさせられる内容だった。

私たちはつい、

「努力したら努力した分だけ成果が出る」

と思いがちだ。

勉強時間を2倍にしたら点数も2倍になる。
働く時間を2倍にしたら収入も2倍になる。
広告を2倍出したら売上も2倍になる。

こうした考え方を「線形(リニア)」という。

しかし実際の世の中は、そんなに単純ではない。

勝間さんによれば、現実世界は「非線形」であり「複雑系」だという。

つまり、原因と結果が一直線につながっていない世界だ。

配達の仕事も複雑系

私は、時折フードデリバリーの仕事をしている。

以前の私は、

「鳴ったら取る」

というスタイルだった。

また、稼ぎたければ長時間アプリをONにしようという考えだった。

しかし最近はそうではない。

例えば320円のUber案件を受ける。

すると、その10分後に来た700円案件を逃してしまうかもしれない。

逆に10分待った結果、高単価案件が連続して来ることもある。

一見すると、

「1件取る」

という単純な行動だが、その判断がその後2時間の売上を大きく左右する。

これはまさに複雑系だ。

だから最近は、

「鳴ったら取る時代は終わった」

と思っている。

今の配達は体力仕事というより、判断力の仕事になった。

投資も同じ

投資もまた複雑系だ。

企業の業績だけで株価が決まるわけではない。

金利、為替、地政学リスク、AIの進化、投資家心理など、さまざまな要素が絡み合っている。

だから、

「この会社は良い会社だから必ず上がる」

とは限らない。だから個別株は難しいし予想が困難である。

最近のインフレや円安の流れを見ても、単純な公式だけで未来を予測することは難しい。

世の中は常に複数の要素が絡み合って動いている。

人間関係はもっと複雑だ

そして一番複雑なのは人間関係だと思う。

私は娘と長い間離れて暮らしている。

先日、誕生日にアマギフを送った。

しかし特に返信はなかった。

以前の私なら、

「送ったのに返事がない」

と考えてしまったかもしれない。

でも人間関係は線形ではない。

今すぐ結果が出るとは限らない。

1年後かもしれない。
5年後かもしれない。

あるいは何も起こらないかもしれない。

それでも、自分が良いと思った行動を積み重ねることには意味がある。

自分ができることだけをやる

複雑系の世界では、未来を完全に予測することはできない。

だからこそ、

結果をコントロールしようとし過ぎない。

自分ができる行動だけを積み重ねる。

私は最近よく「フリーダム」という言葉を使う。

それは無責任になるという意味ではない。

結果への執着を少し手放し、自分がやるべきことに集中するという意味だ。

配達も、投資も、勉強も、人間関係も。

世の中は線形ではない。

だからこそ面白いし、だからこそ難しい。

今日もまた、自分ができる一歩を積み重ねていこうと思う。

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