電動自転車は、フードデリバリーなどの配達をするうえで、かなり便利な乗り物です。
私はヤマハの PAS CITY を約5年以上使っています。
主な用途はフードデリバリーです。
正直、買ったばかりの頃は「電動自転車ってすごいな」と思いました。
坂道は楽だし、走り出しも軽い。
東京から埼玉方面や横浜方面まで走ったこともあり、「これならどこでも行ける」と感じていました。
ただ、フードデリバリーで5年以上使ってみると、良い面だけではありませんでした。
バッテリーは弱ってくる。
タイヤは減る。
配達中にパンクして、目的地まで自転車を押して届けたこともあります。
電動自転車は便利です。
でも、配達で使うなら「維持費のかかる仕事道具」でもあります。
電動自転車の一番のメリットは、走り出しと坂道の楽さ
電動自転車を使って一番ありがたいと感じるのは、発進の楽さです。
フードデリバリーでは、信号待ち、店舗前、配達先のマンション前など、止まったり走ったりを何度も繰り返します。
この時に、電動アシストがあるとかなり楽です。
特に配達バッグを背負っている時や、商品を積んでいる時は、普通の自転車との差を強く感じます。
坂道もかなり楽になります。
東京でも、場所によっては意外と坂があります。
私が思い出すのは、文京区湯島エリアの坂道を何往復もしたことです。
配達中に坂道が続くと体力を削られますが、電動自転車ならかなり負担を減らせます。
最初の数年は乗り心地も良く、かなり快適でした。
横浜まで行ったり、秋葉原を拠点に23区のほとんどのエリアを走り回ったりしたこともあります。
それくらい、電動自転車は移動のハードルを下げてくれる乗り物だと思います。
5年以上使うとバッテリーの減りは早くなる
5年以上使って、一番分かりやすく変化を感じるのはバッテリーです。
新品の頃と比べると、やはり減りが早くなったと感じます。
私の場合は、予備バッテリーを購入して、現在は2本で回しています。
フードデリバリーで使う場合、1本だけだと長時間稼働では不安になる場面があります。
買い物や通勤だけなら1本でも十分かもしれません。
しかし、配達で使う場合は走行距離も長くなり、坂道や発進停止も多くなります。
そのため、バッテリーへの負担は普通の使い方より大きいと思います。
電動自転車を配達で使うなら、バッテリーの残量管理はかなり大事です。
配達で使うとタイヤの減りが早い
電動自転車を配達で使っていると、タイヤの減りも早いです。
私は配達中や走行中に、パンクを何度か経験しました。
中には、配達中に目的地まであとわずかというところでパンクしてしまい、そこから自転車を押し歩きして商品を届けたこともあります。
あと少しで到着というタイミングだったので何とか届けられましたが、配達中のパンクはかなり焦ります。
タイヤの溝がなくなってくると、パンクのリスクも上がります。
見た目で「だいぶ減ってきたな」と感じたら、早めに交換した方がいいです。
パンクしてから交換するより、事前に交換しておいた方が安心です。
普段はサイクルショップあさひやダイワサイクルを使っています。
ただ、出先でパンクした時は、近くの地域の自転車屋さんにお世話になることもあります。
配達中のパンクはかなり困ります。
商品を運んでいる途中なら焦りますし、稼働も止まります。
電動自転車は便利ですが、タイヤの状態を見ないで乗り続けるのは危険です。
チェーンやギアも消耗する
5年以上使っていると、タイヤやバッテリーだけでなく、チェーンやギア系にも劣化が出てきます。
私の場合、チェーン・ギア系は一式交換しました。
電動自転車というと、どうしてもバッテリーやモーターに目が行きます。
しかし実際には、普通の自転車と同じように、チェーン、ギア、ブレーキ、タイヤなどの消耗品も傷んでいきます。
特にフードデリバリーのように毎日のように使う場合は、消耗が早いです。
電動自転車は買って終わりではありません。
長く使うなら、定期的なメンテナンス費用も考えておく必要があります。
電動自転車は意外と維持費がかかる
5年以上使って分かったことのひとつが、電動自転車は意外と維持費がかかるということです。
正直、バッテリー代や修理代を合計すると、「もう1台新車が買えたのでは?」と思うくらいです。
もちろん、車やバイクに比べれば安い部分もあります。
ガソリン代もかかりませんし、駐車場代も基本的には不要です。
ただし、配達で使うとなると話は少し変わります。
バッテリー、タイヤ、チューブ、チェーン、ギア、ブレーキ周りなど、消耗する部分は多いです。
さらに、劣化を感じる部分として、スタンドやサークルロックもあります。
毎日使っていると、こうした細かい部分にもガタが出てきます。
電動自転車は便利ですが、維持費ゼロで乗り続けられるわけではありません。
配達で使うなら、売上だけでなくメンテナンス費も頭に入れておいた方がいいです。
車体が重いので取り回しは大変
電動自転車のデメリットとして、車体の重さがあります。
走っている時は電動アシストがあるので楽です。
しかし、押して歩く時や駐輪場で動かす時は、かなり重さを感じます。
特に狭い駐輪場では取り回しが大変です。
また、強風で駐輪場に停めていた自転車が倒れた時、前輪のホイールが歪んだことがあります。
さらに、車と接触する事故に遭った時も、前輪ホイールがぐにゃりと曲がりました。
電動自転車は車体が重い分、倒れた時やぶつかった時のダメージも大きくなりやすいと感じます。
便利な反面、扱いには注意が必要です。
雨の日は怖い。無理はしない方がいい
電動自転車は坂道や発進が楽ですが、雨の日は怖いです。
路面が濡れていると、ブレーキの効き方も変わります。
白線、マンホール、タイルの上などは滑りやすくなります。
配達ではスマホを確認する場面もありますが、雨の日はスマホの誤作動や視界の悪さもあります。
電動アシストがあると楽に走れる分、ついスピードが出てしまうこともあります。
しかし、雨の日に無理をすると事故や商品破損につながります。
配達を長く続けるなら、稼ぐことよりも、まず事故をしないことが大事です。
次に買うならベルトドライブも気になる
今使っているヤマハPAS CITYにはかなり助けられました。
5年以上使ってみて、電動自転車は配達に向いていると感じます。
ただ、チェーンやギアの消耗、メンテナンス費用を考えると、次に買う時は別の選択肢も気になります。
今気になっているのは、ブリヂストンのベルトドライブです。
チェーンよりメンテナンスが楽そうな印象があり、配達で使うなら魅力があります。
もちろん、価格や乗り心地、バッテリー性能、修理のしやすさも確認する必要があります。
ただ、5年以上使ったからこそ、次は「買った時の性能」だけでなく、「長く使った時の維持しやすさ」も重視したいです。
まとめ|電動自転車は配達の相棒。ただし乗りっぱなしは危険
電動自転車を5年以上使って分かったことは、便利さと維持費の両方です。
坂道や発進は本当に楽です。
配達バッグを背負って走る時も、電動アシストのありがたさを感じます。
一方で、配達で使うと消耗も早いです。
タイヤは減ります。
パンクもします。
バッテリーも弱ってきます。
チェーンやギアも交換が必要になります。
電動自転車は、買えばずっと快適に乗れる魔法の乗り物ではありません。
ただ、きちんとメンテナンスしながら使えば、配達を支えてくれる大事な相棒になります。
これから電動自転車で配達を始める人は、車体価格だけでなく、維持費や修理のことも考えておくと安心です。
そして何より、スピードより安全です。
長く稼ぐためには、無事故で走り続けることが一番大事だと思います。
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